月別アーカイブ: 2018年7月

壱岐ボランツーリズムに参加してきました!

壱岐の海のご馳走、
びっくりするほどおいしいです!

でもいつか近い未来食べられなくなってしまうかもしれません、今回は海が抱えている問題についてお話します。

先日ボランティア活動に参加してきました。
第8回ボランツーリズムin壱岐

壱岐の海は日本の渚100選に選ばれるほど美しい浜辺で有名なのですが、実は日本や海外からの漂流ゴミが集まりやすく、毎日色々なゴミが打ち上げられています。

ゴミの中には韓国語の書かれたペットボトルや日本の焼酎瓶、中国語の歯磨き粉、どこからきたのかわからない生活用品、漁業で使われたと思われる梱包材や発泡スチロールなど様々です。大きいものでは冷蔵庫も流れ着くこともあるそうです。

その中でも発泡スチロール、プラスチックのゴミはとても厄介で、波や風で劣化すると細かく砕けて砂つぶのように小さくなり、砂に紛れてどんどん溜まっていきます。自然分解されずいつまでもそこに残ってしまうんです。

砂浜をよく見るとカラフルなプラスチックが沢山埋もれていて、ピンセットでもないと取り除けないほどの細かさと、そして途方にくれるほどの量です。

ゴミ拾いイベントを主催してくださったボランティア団体チーム防人さんは壱岐の美しい自然を守る為、定期的に地元の中高生と一緒に浜辺の清掃活動をされてます。

元々は壱岐の観光ガイドや島PRをされているのですが、観光客の方を案内する中で、浜に打ち上げられたゴミを見てがっかりされてしまうことが我慢ならず、そこから清掃活動も行われるようになりました。

今回はイルカパークのすぐそばの天ヶ原海水浴場の清掃作業を行いました。
一般参加、壱岐高校、佐賀大学、筑紫女学園大学、九州大学、海援隊、アクロス五島、対馬CAPPA、韓国の学生、計200人以上、本当に沢山の方々が集まってくれました!

いつも綺麗な浜辺を当たり前だと思っておりましたが、ゴミの山を目の当たりにして非常にショックでした。
実は裏でボランティアの方々が一生懸命ゴミを拾ってきれいにしてくださっていたこと、ゴミ問題の深刻さがこんなにもひどいものだったと知らず、島の良い面しか見ていなかったことがとても恥ずかしくなりました。

放っておけばもっとゴミが溢れて、きれいな海がなくなってしまうのは時間の問題だと、本気で危機を感じました。
一人でも多く、このことに目を向けて、自分に何ができるか一人一人考えていただければと思います。

今回このボランティアに参加できて、島の実態を知ることができ、本当に良かったと思います。
お誘いいただき、熱いおもてなしで迎えてくれたチーム防人さん、ボランティアに参加の皆様、長崎県・壱岐市の行政の方々に感謝です。

みんなで未来に綺麗な海を残せるようにしていきたいですね!

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実りの壱岐ムービー