旅行の醍醐味とも言える
「自然」「名所」の数々。
普段の生活とは異なる空間の満喫こそ、
良い旅の思い出が残るかどうかの
キーポイントになってきます。
壱岐にはそんな「自然」「名所」が
数多く島内に点在しています。
離島であるがゆえ近代化の波に影響を受
けず、離島であるがゆえ
昔と変わらぬ原風景が今も残る。
紡がれた歴史に紐づく、
壱岐の魅力あふれる空間を
お楽しみください。
日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて、
日本の文化・伝統を語るストーリーを国が日本遺産として認定し、
ストーリーを語る上で不可欠な文化財群を国内外に発信することにより、
地域の活性化を図るものです。
壱岐は、2015年に対馬、
五島と共に「国境の島 壱岐・対馬・五島 ~古代からの架け橋~」として、
この日本遺産の認定を受けました。
構成は歴史に関連する遺跡や出土品、計10点。
観光のメインに、壮大な歴史ロマンを感じることをおすすめします。
原の辻遺跡
紀元前2~3世紀から紀元3~4世紀にかけて造られた
大規模な環濠集落・原の辻(はるのつじ)。
弥生時代の遺跡としては国内で
3箇所の国の特別史跡に指定されている。
内海湾
「一支国」の王都・原の辻を訪れる古代船が
往来した内海湾(うちめわん)は、江戸時代末期の
「壱岐名勝図誌」にも登場。湾内に浮かぶ
小島神社に干潮時のみ道が現れ、
神秘的な場所として今も人々に愛されている。
岳の辻
壱岐島の最高峰「岳の辻(たけのつじ)
[標高212.8m]」は、頂上に昔から遠見番所などが設置
され、国防の要衝として重要な役割を果たしてきた。
1889年に海軍により設置された「緯度測定標」が
今も残り、現存する最も古い測定標である。
玄界灘に浮かぶ島「壱岐」は南北17km、東西15kmほどの小さな島ですが、島内には千を超
える神社が点在。日本国内で最も神様の密度の高い場所といわれています。そのため、パ
ワースポットとして観光にも人気で「壱岐七社巡り」をはじめ、ツアー企画も行われていま
す。ここでは特に観光におすすめしたいスピリチュアルスポットをご紹介します。
西暦487年には既に存在されていたとされ、1500年以上の歴史を有する月讀(つくよみ)神社。神道発祥の地ともされ、幻想的な雰囲気が漂うスピリチュアルスポット。
福岡市からほど近い近海リゾート地・壱岐は、手つかずの大自然が残り、抜けた大空と合
間って、壮大なスケールを感じさせてくれます。
また自然のみならず、人工物と織り成す名所も点在。観光日和の際には、
一度は行っておきたい壱岐の名所をご紹介します。
壱岐の最北端、勝本港から北西2kmにある無人島・辰の島。透き通るエメラルドグリーンの海が広がり、3月~10月の期間は周遊クルーズ船が運航。
島の魅力を満喫できる。
自然が造りだした、そっぽを向いた猿にそっくりの玄武岩で
壱岐を代表する観光スポットである
猿岩。
記念撮影など、壱岐の思い出作りには外せないポイント。
干潮時は浜に降りて拝めるが、
潮位の高い日は地蔵は海中に浸かる六地蔵(
はらほげ地蔵 )。
自然石の頭部で、腹が丸くえぐられていることから名づけられた。
天然の入江を仕切って造られた海浜公園で、
バンドウウイルカに癒される時間を過ごせる家族に
人気の壱岐イルカパーク。
子どもに大好評の遊具もあり。
猿岩の展望所から
徒歩1分の場所にある巨大な地下要塞・黒崎砲台跡。
昭和3年から6年の間に完成したが、ここから実弾は発射されることは
なかった。歴史ロマンを感じる戦争遺跡。
離島であったからこそ、昔の歴史を現代に数多く伝えるのも壱岐の特徴。
日本遺産としてその価値を伝えていくのはもちろん、数々の出土品の展示、
または復興により、今に、今後に伝えています。
現地の歴史ロマンを感じるのも旅の醍醐味。ぜひ歴史探訪の世界へ。
「魏志」倭人伝に書かれた一支国(いきこく)の様子をはじめ、邪馬台国までの国に関する情報を紹介する一支国博物館。王都として栄えた原の辻遺跡の世界をジオラマ模型で楽しめる。
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