時代は江戸にまで遡る。当時キリスト教を信仰していた人々は、徳川幕府によって禁教とされた際、この五島を救いの地として求めた。危険な船旅を潜り抜け、離島へと移り住むことで信仰を隠し通し、仲間と共に集落を形成した。その歴史が今も形として残り、長崎県は潜伏キリシタンの歴史を世界に伝えようと、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界遺産登録を目指している。独特の文化を形成し、育んだ五島の隠れキリシタン文化は一目しておきたい。
世界遺産登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、五島のみならず、長崎県全体にわたり12の資産で構成。五島には4か所もの構成箇所があり、最も注目を集める場所となっている。
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として構成されている施設以外にも、五島には50を超える教会が建ち、今もその様子を伝えている。
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五島列島に点在する関連遺産を巡礼ガイドのご案内で海上タクシーで スムーズに巡ることができます。
五島うどんの里(7:30)=青方バスセンター(7:45) ==若松港(8:30)~キリシタン洞窟(上陸なし)~奈留島(9:20) =江上天主堂(9:45)=奈留島(10:35)~久賀島・旧五輪教会(10:50) ~福江港(11:45)
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